「はちみつ神倭」の物語
長崎・対馬の大自然が育んだ希少な はちみつ
長崎・対馬の大自然が育んだ
希少な はちみつ
九州の北西部、玄界灘に位置する長崎県対馬島。周囲には107の島々が点在し、古くは国境の島として大陸との外交上の役割を果たしていました。現在では、漁業と林業が主な産業となっており、豊かな自然と地形がもたらす独特な生態系が魅力的な特産物を生み出しています。野生のニホンミツバチたちが集めてくる「はちみつ」もその一つ。対馬の花々から集めてきた蜜は、ミツバチたちとの共生を図るため、ほんの少ししか採れない希少な恵み。加熱せずに瓶詰めするため、天然酵母が生きた純粋なはちみつです。
九州の北西部、玄界灘に位置する長崎県対馬島。周囲には107の島々が点在し、古くは国境の島として大陸との外交上の役割を果たしていました。現在では、漁業と林業が主な産業となっており、豊かな自然と地形がもたらす独特な生態系が魅力的な特産物を生み出しています。
野生のニホンミツバチたちが集めてくる「はちみつ」もその一つ。対馬の花々から集めてきた蜜は、ミツバチたちとの共生を図るため、ほんの少ししか採れない希少な恵み。加熱せずに瓶詰めするため、天然酵母が生きた純粋なはちみつです。
STORY
「対馬」という場所
対馬は九州と韓国の間にある対馬海峡に浮かぶ島で、面積は約708㎢(属島含む)、約89%が山地と平地が少なく、美しい海と原生林の荒々しい風景が魅力の一つになっています。豊かな自然には本土にいるサルやクマ、キツネなどは生息せず、対馬固有のツシマヤマネコやアキマドボタル、シマトウヒレンなど大陸系の動植物が分布しています。
ニホンミツバチのこと
国内では対馬などごく一部にしか生息しなくなった野生のニホンミツバチ。対馬では「和蜂(わばち)」と呼ばれています。ニホンミツバチは巣箱の周り2~3km圏内を飛び回り、四季折々の花の蜜を集めます。改良されているセイヨウミツバチとは異なり、体も小さいことから、蜜を集める能力も少なく、年に1回、豊作の年でも2回しか採蜜できません。また、巣箱を移動すると、嫌がって山に逃げてしまうほどデリケートな性質があるため、ニホンミツバチたちが安心してくらせる環境が美味しいはちみつの源にもなっています。
伝統的な巣箱「蜂洞」
対馬では、スギやヒノキなどの丸太をくり抜いた伝統的な巣箱「蜂洞(はちどう)」でニホンミツバチを養蜂しています。丸太の壁は分厚く、ニホンミツバチにとって夏は涼しくて冬は暖かく過ごすことができる、快適な住まいになっています。この蜂洞の中に、シイやブナ、ツツジ、ソバなど島中の花々から蜜が集められ、ゆっくりと熟成されることで、芳醇な香りと上品かつ豊かな味わいのはちみつが出来上がります。
自然の恵みをそのままに
ニホンミツバチたちが集めた蜜は、巣箱の1/3だけ人間がいただき、残りは赤ちゃんバチと大人のハチたちの越冬のために残しておきます。採取した蜂の巣は熱を加えることなく、ザルと布でやさしく濾すことで天然酵母が生きた純度の高いはちみつが出来上がります。さまざまな花から集められたはちみつは「百花蜜(ひゃっかみつ)」と呼ばれ、蜂洞一本一本で色や風味の違うはちみつが生まれ、”発酵”や”結晶化”といった非加熱・未加工の生きたはちみつならではの姿も見ることができます。
対馬のニホンミツバチを守る「倭蜂の里」プロジェクト
野生のニホンミツバチだけが生息する対馬。そんなニホンミツバチたちには対馬の豊かな自然が不可欠です。対馬の人々は自然を守り共存しながら、その恵みを少しだけ分けてもらいます。そのため、はちみつは沢山採ることができません。この恵みがこれからもずっと未来に続くように、対馬では”倭蜂の里”プロジェクトを立ち上げ、現地の養蜂家をはじめとした地元の人々がニホンミツバチと太古から続く養蜂文化の保全をおこなっています。ベネシードでは、”倭蜂の里”プロジェクトへの想いに賛同し、対馬から日本全国へ、”倭蜂の里”の素晴らしさ・大切さを拡げてまいります。
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年に一度しか採れない希少なはちみつを非加熱で瓶詰めしました。たくさんの花々から集めた深い味わいのはちみつをお楽しみください。数量限定のため、売り切れましたら次の入荷は来年となります。
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